2009年12月21日月曜日

本:萱野稔人の10冊

「私が選んだのは、現代社会を世界史的な、
あるいは人類史的な視野で読み解くために不可欠な本です。
いまの思想論壇では、少し残念なことに、サブカル批評から格差論まで
「時代の枠内」にとどまった現代社会論が主流です。
せっかくいま私たちは世界史的な転換期にいるのですから、
現代社会を大きな歴史的スケールのもとでも考察してみましょう。」
(萱野稔人記)

ヴェルナー・ゾンバルト『戦争と資本主義』
ジョヴァンニ・アリギ『長い20世紀——資本、権力、そして現代の系譜』
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄——1万3000年にわたる人類史の謎』
グレゴリー・クラーク『10万年の世界経済史』
ウィリアム・マクニール『戦争の世界史——技術と軍隊と社会』
イマニュエル・ウォーラーステイン『史的システムとしての資本主義』
カール・シュミット『大地のノモス』
ノルベルト・エリアス『文明化の過程』
ミシェル・フーコー『生政治の誕生』
ドゥルーズ=ガタリ『千のプラトー』

Synodos blog/芹沢一也 2009年8月24日

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