2010年1月26日火曜日

1003 クール・ジャパノロジー

2010年3月5日(金) 〜2010年3月6日(土)
国際シンポジウム 「クール・ジャパノロジーの可能性」
The Futures of Cool Japanology:
An International Symposium 2010

講演会|2010-03-05 「もう一つの日本学−批評、社会学、文化研究」 
    2010-03-06 「日本的未成熟をめぐって」

内容:
 クール・ジャパンとはなんだったのか。
そしてこれからどうなるのか。
経済効果や産業振興の面ばかりが語られる
映像やキャラクターのグローバルな受容。
その政治的で文化的な意味について、
日本を代表する論客とクリエイターが、
欧米の第一線の研究者を招き、
2日にわたって論戦を繰り広げます。

 文化研究のフレームを根本から捉え返す1日目と、
日本文化を貫く「未成熟」の問題に迫る2日目からなる
大型国際シンポジウム。


2010年3月5日(金) 18時00分〜21時00分
「もう一つの日本学−批評、社会学、文化研究」  

●パネリスト
東浩紀(東京工業大学)
宮台真司(首都大学東京)
毛利嘉孝(東京藝術大学)

●コメンテイター
大塚英志(神戸芸術工科大学)
ジョナサン・エイブル(ペンシルバニア州立大学)
ヘザー・ボーウェン=ストライク(ロヨラ大学)
シュテフィ・リヒター(ライプツィヒ大学)

●モデレイター
クッキ・チュー(シンガポール国立大学)


2010年3月6日(土) 14時00分〜17時00分
「日本的未成熟をめぐって」 

●登壇者
東浩紀(批評家)
黒沢清(映画監督)
宮台真司(社会学者)
村上隆(現代美術家)
キース・ヴィンセント(比較文学者)


《入場無料・要予約・先着順》

【申込先】
予約専用TEL、またはホームページより、お申込みください。
TEL番号・URL 近日掲載

【受付期間】
2月1日(月)〜
(先着順で受付。多数の場合は締切ります)

2010年1月25日月曜日

本:稗田阿礼『古事記』を語る

青丹よし 稗田阿礼『古事記』を語る
藤岡改造 2/12 \1,260

『古事記』の序にしか名前のない謎の人物、稗田阿礼。
自らの生涯を語る! 
眼で視、耳で聴いたことはすべて記憶してしまう稗田阿礼が、
生い立ちから『古事記』編纂の経緯までを告白。
見聞した神話の世界が鮮やかに描かれる古代歴史小説。
壬申の乱ほか、皇子たちの悲劇を描く二作品も収録。

「咢堂塾21」

宮台がスーパーバイザーを務める
尾崎行雄記念財団主催「咢堂塾21」@憲政記念館、の募集です
現役国会議員を複数輩出している伝統のプログラムです。

■塾の名称
尾崎行雄記念財団主催「咢堂塾21」

■塾の趣旨
世界的視野に立ち、日本及び世界のあるべき姿(理念・政策)を探求し、
内外の課題に具体的に取り組むリーダーの育成。
09年度より、社会学者・宮台真司がスーパーバイザーを務めています。
宮台が「基本プログラム」にて初期2回の講義、
および「リーダー養成プログラム」を担当します。

■概要
(1)「基本プログラム」(全塾生共通)
=2010年4月末~2011年1月まで
/10ヶ月間/全16回講義/原則月2回(土曜午後)開催

(2)「リーダー養成プログラム」(塾生の中から若干名募集)

(3)「国際プログラム」(塾生の中から若干名募集)

■募集要項
(1)「基本プログラム」
 ◇定員:約60名
 ◇費用:8万円(学生は7万円)
(※費用には、尾崎行雄関連の書籍、
宮台の講義テキスト代が含まれています。)
 ◇応募期間:2010年2月~4月15日(木)
 ◇応募方法:応募用紙(尾崎財団サイトからダウンロード可)に
必要事項をご記入の上、尾崎行雄記念財団「咢堂塾21」事務局へ。

(2)「リーダー養成プログラム」(基本プログラム受講生対象)
 ◇定員:15名前後予定
 ◇費用:2万円(基本プログラム以外の特別講習料として)
(※費用には、テキスト代が含まれています。 )

(3)「国際プログラム」(基本プログラム受講生対象)
 ◇別途費用が発生します。各視察ツアーの内容・
定員・費用の詳細については、塾期間中にご案内します。

講師陣、応募手続きなど、詳細については下記サイトをご参照下さい。

尾崎財団サイト
http://www.ozakiyukio.or.jp/index.html

「咢堂塾21」サイト
http://gakudo.com/index.html

主な講師陣
http://gakudo.com/teacher/index.html

100306 日本的未成熟

「日本的未成熟をめぐって」(要予約 2/1〜)

日程| 2010年3月6日(土)
時間| 14時00分〜17時00分
会場| 東京工業大学大岡山キャンパス・講堂(600名収容)

●登壇者
東浩紀(批評家)
黒沢清(映画監督)
宮台真司(社会学者)
村上隆(現代美術家)
キース・ヴィンセント(比較文学者)

《入場無料・要予約・先着順》

【申込先】
予約専用TEL、またはホームページより、お申込みください。

【受付期間】
2月1日(月)〜
(先着順で受付。多数の場合は締切ります)
持参物| 受講票(電話受付の場合はハガキ、
ホームページ予約の場合は受講票画面をプリントアウトして持参ください)

2010年1月24日日曜日

本:関口存男の生涯と業績

『関口存男の生涯と業績』

文学部独文学専攻教授 和泉雅人

『関口存男の生涯と業績』を紹介しよう。
本書の存在についてはドイツ語関係者のなかでも
意外に知らない人が多いが、これは読んで涙を流したりとか、
わくわくしたりとかする類の本ではない。
もともと関口を追悼するために製作された本書は、
「ドイツ語の天才」と絶賛され畏敬された関口存男が
いかにして少年の頃からドイツ語を学習してきたか、
その赤裸々な告白の書でもあるのだ。
そこからは「天才」などという手垢のついたお手軽な呼称とは裏腹に、
凄愴といっていいほどの努力の跡と語学学習上の知恵が読み取れる。
とはいえ、関口は語学学習の気構えや方法や要諦を気取らず威張らず、
ユーモアたっぷりに学習者たちに向けて語りかけている。
語学学習者の指針とすべき教訓を山ほど含んだ
珠玉の書であるといっていいだろう。

日本から一歩も外に出ることなく
「ドイツ人よりもドイツ語ができる」と言われるまで
自己を鍛え上げた関口存男の名前を知らないドイツ語関係者は存在しない。
ドイツ語を選択した塾生諸君なら「接続法I式、II式」といった
文法概念くらいはきっと覚えているだろう。
この概念呼称は関口が創案したものであり、
それがドイツの研究者たちに受け入れられ、
それがまた日本に輸入されて広まったものだ。
日本最古のドイツ語学習雑誌『基礎ドイツ語』を
戦前に創刊した人物としても知られているが、
なによりもドイツ語学界や教育界に巨大な足跡を残した
偉大な学者であった。
義塾のドイツ語関係者、
とくに長老級の先生方には関口存男の薫陶を受けた人が多い。
惜しくも数年前に他界されたが、
ドイツ語教育の改革者としていまなお知られている
故関口一郎教授(環境情報学部)は孫にあたる。

関口存男はドイツ語のみならずフランス語、英語、スペイン語、
ロシア語、北欧諸語、ラテン語、ギリシャ語、サンスクリット語、
中国語、韓国語その他を初めとする近代・古典の諸言語にも通暁していた。
その広大無辺といっていいほどの諸言語にかかわる博識によって、
かれは「意味形態論」を打ち立てた。
この理論についての詳細は義塾に所蔵されている『関口存男著作集』や
かれの主著
『冠詞:意味形態的背景より見るドイツ語冠詞の研究』全3巻を見てほしい。
かれが残してくれたさまざまな語学書・参考書は
いまでもドイツ語学習者の基本書中の基本書である。
怠惰に流されることの多い塾生は(塾生のみならず小生のような教員も)
たまにはこういう本を読んだほうがいい。

荒木茂雄[ほか]編『関口存男の生涯と業績』
東京 : 三修社 1967年

—————

和泉雅人教授は、わたしが大学学部・修士時代に
最もお世話になった二人の先生のうちのお一人。
学部2年のとき和泉先生にドイツ語を教わらなければ
今日のわたしはありませんでした。

また、このブログのタイトルは
『関口存男の生涯と業績』中の
エッセイ「くそ勉強に就て」に由来します。

2010年1月18日月曜日

映画 カネフスキー特集上映 アンコール

ヴィターリー・カネフスキー特集上映

渋谷ユーロスペースにて連日19時から

1月16日(土)~20日(水) 『動くな、死ね、甦れ!』
1月21日(木)~24日(日) 『ひとりで生きる』
1月25日(月)~26日(火) 『ぼくら、20世紀の子供たち』
1月27日(水)~29日(金) 『動くな、死ね、甦れ!』

公式サイト

映画の奇跡、再び―
“天性の才”をもつヴィターリー・カネフスキー世界中の映画ファンに与えた衝撃が鮮烈に甦る長編2作目『動くな、死ね、甦れ!』で54歳にしてカンヌ映画祭カメラ・ドール、その続編もカンヌで審査員賞受賞、更に主演二人のその後をカメラに収め世界中の映画人を驚嘆させたヴィターリー・カネフスキー。今や、伝説と化した彼の傑作たちが15年ぶりにスクリーンに甦る!!

■上映作品
『動くな、死ね、甦れ!』1989年/ソビエト/モノクロ/109分
出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワ
『大人は判ってくれない』『小さな恋のメロディ』を超える傑作。
第二次大戦直後のロシア。収容所地帯と化した炭鉱町に生きる少年ワレルカと少女ガリーヤは共に12歳。スケートの盗難事件、学校のトイレにばら捲いたイースト菌事件、機関車の転覆などワレルカの引き起こす無邪気な悪戯は、母親への反発と相まって次第にエスカレートしていく。そんな彼の前に守護天使のように現れては、危機を救ってくれるガリーヤ。二人に芽生えた淡い想いは次第に呼応していくが、やがて運命はとんでもない方向へ転じていく―。自身の少年時代の記憶を映画化した衝撃作!1990年カンヌ国際映画祭カメラドール(新人賞)受賞1990年フランダース映画祭グランプリ

『ひとりで生きる』1991年/フランス・ロシア合作/カラー/97分
出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワ
『動くな…』から2年後、奇跡の続編15歳のワレルカは子ども時代に別れを告げようとしていたが、大人たちの世界はより悲劇的な様相を呈していた。唯一ガリーヤの妹ワーリャだけが心の拠り所だったワレルカは学校を退学になると、ひとり町を出る。残されたワーリャは手紙を送り続けるが…大人へと成長していく少年少女の鮮烈な感情がスクリーンで開花!

『ぼくら、20世紀の子供たち』1993年/フランス・ロシア合作/カラー/84分
出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ
“崩壊後”を生きるストリートチルドレンのドキュメント
カネフスキーは路上で生活する子供たちにカメラを向け、彼らの生活について訊ねていく。「家族は?」「どうやって稼ぐの?」「好きな歌は?」。やがて思わぬところでワレルカの面影を残したパーヴェルの姿を捉える。そして少女役ディナーラの登場。全く異なる人生を歩み成長した二人の再会が、21世紀を生きる子供たちへの微かな希望のように輝きを放つ。

『動くな、死ね、甦れ!』は、かけねなしの傑作でありこれを見逃すことは生涯の損失につながるだろう―蓮實重彦(映画評論家)

2010年1月14日木曜日

100206 メタボリズム2.0

LIVE ROUNDABOUT 2010 テーマ+出演者発表!!

この度、私どもTEAM ROUNDABOUTは、
INAX:GINZA[東京都中央区京橋3-6-18]におきまして、
下記の通りイベント『LIVE ROUNDABOUT JOURNAL 2010』を
開催する運びとなりましたので、ご案内致します。

イベント名 LIVE ROUNDABOUT JOURNAL 2010

内容「ライブ編集」というコンセプトのもと、
会場にて建築家らによるレクチャー+インタビュー、
その文字起こし、レイアウトなど、
取材・編集作業をライブ形式で行い、
フリーペーパー『ROUNDABOUT JOURNAL』を
即日発行するというメディア型のイベントです。

日時 2010年2月6日[土]12:00開場 13:00開始 20:00終了[予定]
会場 INAX:GINZA 7F クリエイティブ・スペース[受付 8F]
定員 100名
入場料 2,000円
申込 不要

共通テーマ 「メタボリズム2.0―都市へ回帰せよ」

日本発の国際的な建築・都市ムーブメント「メタボリズム」は、
1960年に開催された「世界デザイン会議」にて提唱されました。
あれから50年。設計の情報化はどのような表現を生みつつあるのか、
建築や都市の時間構造はどう捉えられつつあるのか、
1960年代の議論はいかに受け継がれつつあるのか。
「メタボリズム」を起点に多角的に討議を行い、
21世紀にふさわしい理論へと、バージョンアップを図ります。

プレゼンテータ
磯崎新
藤本壮介
池上高志
李明喜+岡瑞起
酒井康史
連勇太朗

コメンテータ
東浩紀
倉方俊輔
南後由和
黒瀬陽平
橋本純

モデレータ
濱野智史
藤村龍至

出演者は都合により変更される場合がございます。
あらかじめご了承下さい。

主催 TEAM ROUNDABOUT
藤村龍至・山崎泰寛・伊庭野大輔・
藤井亮介・松島潤平・本瀬あゆみ・刈谷悠三
協賛 株式会社INAX
関連URL www.round-about.org

レクチャーの内容は会場にて公開編集を行ない、
フリーペーパー『ROUNDABOUT JOUNAL』として
来場者に限定配布されます。

『ROUNDABOUT JOURNAL』は、
建築設計、編集、デザインに関わるメンバーによって
2007年3月に創刊されたフリーペーパーで、
「議論の場を設計する」を合い言葉として、
ブログと雑誌をつなぐオルタナティブなメディアによる
独自の情報発信活動を行なっています。

『ROUNDABOUT JOURNAL』
[企画・編集] TEAM ROUNDABOUT
[デザイン]刈谷悠三
[発行部数]5,000部
[配布]希望者への郵送、INAX:GINZAおよび大学、書店、ギャラリー等にて

本件に関するお問い合わせ先:
藤村龍至建築設計事務所 [担当:伊藤]
Tel: 03-3476-6508 |Fax: 03-3476-6509
E-mail: office(at)ryujifujimura.jp

fujimura

2010年1月7日木曜日

100118 シンポ警察・検察・官僚

「『新選組』化する警察&検察&官僚がニッポンを滅ぼす!」
〜1.18緊急シンポジウム開催〜


【日時】1月18日(月)19:30〜21:30
【場所】角川文化振興財団(角川書店本社第一ビル2階ホール)
【出席者】魚住昭
     大谷昭宏(ジャーナリスト)
     岡田基志(弁護士)
     木村三浩(一水会代表)
     佐藤優 
     田原総一朗
     前田裕司(弁護士) 
     宮崎学
     青木理(ジャーナリスト)

【開催主旨】

今なぜ、緊急シンポジウムを開催するのか!?

昨年(2009年)8月の「政権交代」で、民主党中心の政権が誕生した。

その鳩山首相率いる新政権の中味への評価は別として、
今、最も注視すべき最大の焦点は、
「司法権力」の狼狽とその後の迷走にある。

東京地検特捜部は、まず、昨年の衆院選前から、
「小沢一郎」へのピンポイント攻勢をかけ、
小沢主導の政権交代を阻止すべく、
その臣下的存在であるメディアを駆使しての政治介入を行った。

ところがこの思惑は完全に裏目となり、
逆に国民の反発を買うところとなって、結果、
「政権交代」を後押しする役回りを果たす結果となったわけだ。

すなわち、こうだ。東京地検特捜部はこの失地を回復し、
また、地検特捜部の威信を回復するためにも、
どうしても小沢潰しを徹底貫徹しなくてはならなくなった。
それが最近の民主党・石川知裕議員への事情聴取と起訴につながり、
最後の狙いである小沢一郎事情聴取に巡り着いた。

ここに検察の「最終戦争」が始まった・・・。

一方、警察は警察で、慢性的な内部不祥事と犯罪検挙率の低下を抱え、
「犯罪と戦う警察」をアピールせんがため、
「反社会勢力との戦いのためには『ありとあらゆる法律』を駆使していく」
と、意味不明の「力み(りきみ)」を示している。

今回のシンポジウム開催は、いよいよ、こうした「司法官僚」の姿の是非を
徹底的に議論しなければならないタイミングが来た、と考えるからだ。

フォーラム神保町および現代深層研究会に関わる論客を総動員して、
大いに闊達な議論を繰り広げたい。

フォーラム神保町(世話人/作家・宮崎学)

アラビア語講座受講生募集

2010年春期アラビア語講座

エジプト大使館 文化・教育・科学部が
文化広報活動の一環として開講しております
アラビア語講座を下記の通り継続して行います。

受講ご希望の方は、住所・氏名・連絡先
(電話番号、メールアドレスともに)・学習経験の有無・
希望クラスを明記の上、文化・教育・科学部までお申し込みください。

定員:全クラス各40名まで。
期間:(2月から5月末)週1回 2月1日よりスタート予定

2009年秋期より継続される方
月19:00- 中級I
火19:00- 上級
水19:00- 中級II
木19:00- アンミーヤ中級(エジプト口語方言) 

2010年春期より新しく始められる方
金 18:30- 初心者講座
金 20:00- アンミーヤ初級(エジプト口語方言) 

受講料: 各講座¥4,500.- (4か月分です)
お釣りのないように封筒に入れ、名前を書いてお持ちください。
初回時に集めさせていただきます。

場所: エジプト大使館 文化・教育・科学部内
〒152-0021 目黒区東が丘1-19-17
(東京医療センター近く、東根小学校プールの側)
最寄り駅:東急東横線 都立大学駅より徒歩17分
駒沢大学駅より徒歩17分

申込み・問い合わせ:エジプト大使館 文化・教育・科学部
Tel:03-5779-8030 Fax:03-3795-7161
e-mail: egyptcesb@tokyo.email.ne.jp

2010年1月5日火曜日

映画『サロゲート』

公式サイト

テクノロジーの進化により、人間は全ての行動を、
身代わりロボット“サロゲート”の遠隔操作で行うようになった未来。
人間はスティム・チェアーと呼ばれる装置に座り、意志を送信することで、
自分とリンクしたサロゲートを自宅から遠隔操作することで生活していた。
その上、自分自身には一切の危険が及ばないという完全な安全も保証。
凶悪事件も絶えて久しい理想の世界。
さらに、人々は虚栄心を満たすために、サロゲートに整形手術を行って、
自分の思い通りの見た目を与えることまで行なっていた。

だがある時、このサロゲート社会で事件が発生する。
それは、サロゲート2人が殺害され、
それを自宅から遠隔操作していた人間が一緒に殺されるというものだった。
サロゲートの普及以降、殺人事件は初めてのこと。
社会全体を襲う危機に、FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)と
ピータース(ラダ・ミッチェル)がコンビを組んで捜査に当たる。
だが、実際に捜査に当たるのは2人のサロゲート。
その捜査の過程で、2人はサロゲートの生みの親である
マサチューセッツ工科大学の天才、
キャンター博士(ジェームズ・クロムウェル)、
そしてテクノロジーに依存した社会に不快感を示す
市民グループのリーダーである“預言者”(ヴィング・レイムス)と出会う。

さらに、捜査の過程でサロゲートを失うグリアー。
彼は、自分自身の体で行動することによって、
人間として再びこの世界を知ることになる。そこで彼が見たものは、
完全にテクノロジーとロボットだけのものとなった世界。
さらに彼は、自分の中に芽生えていた、
中毒のようにサロゲートを利用し続ける
妻マギー(ロザムンド・パイク)との
精神的な断絶について向き合うことになる……。
Movie Walker

—————

「サロゲート」は実は、日本ですでに現実化している。
大阪大学の石黒浩教授が開発した「ジェミノイド」で、
遠隔操作が可能な、教授そっくりのコピーロ ボットだ。
本作の冒頭にも一瞬だが、石黒教授とジェミノイドが並んで登場する。
石黒教授はジェミノイドを操作して
自分の代わりに講義を行なわせているという。
映画批評『サロゲート』

2010年1月3日日曜日

100128 秋葉原連続殺傷初公判

秋葉原連続殺傷事件、初公判は1月28日
2009年12月25日19時26分

昨年6月にあった東京・秋葉原の無差別連続殺傷事件で、
東京地裁は25日、殺人などの罪に問われた
元派遣社員加藤智大被告(27)の初公判を
来年1月28日に開くことを決めた。
この日の公判前整理手続きで決まった。
起訴前の精神鑑定では「責任能力はある」との結果が出ており、
公判では責任能力の有無が最大の争点になるとみられる。

技術:Convert.Files

あけましておめでとうございます。

今年はYouTubeを活用します。

——————————

[ウェブサービスレビュー]
オンラインであらゆるフォーマット変換が可能!「Convert.Files」

「Convert.Files」は、文字通りありとあらゆる
フォーマットの変換に対応したウェブサービスだ。

操作方法は、ウィザードに従ってファイルをアップロードし、
変換したいフォーマットを指定してから「Convert」ボタンを押すという、
きわめて一般的な手順に則っている。

変換対象のファイルについては、ローカルからのアップロードだけでなく、
ウェブサイト上にアップロードされているファイルも指定できるので、
動画共有サイトのURLを指定して
AVI形式などに変換してダウンロードするといったワザも可能だ。

変換が完了したらダウンロードURLが表示されるので、
そこを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択することで、
ローカルにダウンロードできる。

Convert.Files