2011年4月18日月曜日

問題22 人生を楽しくする十ヶ条

「人生を楽しくする十ヶ条」とは幸せを得るための「工夫」です。

世界が大変なときでも、困難な状況下でも私たちは日常を送り続けます。
その日常に作用する「幸せになる工夫」は私たちを助けるはずです。

例えば批評家の小林秀雄は、午後になると一切の水分を絶つそうです。
それは大好きな晩酌をより楽しむための工夫です。
体をからからの状態にしておくことで、お酒をより美味しく楽しく味わったのです。
これは信念や思想とは違って、些細な話かもしれません。
しかしこの工夫を隅々に張り巡らせることで、日常はより送りやすく、よく生きやすくなるのではないでしょうか。
この問題にはまず日常というベースをしっかり送ろうという意図があります。

あなたの「十ヶ条」を教えてください。
ともあれ、まず10個!
そしてシェアしましょう。

22 件のコメント:

  1. 蓮沼の十ヶ条はこれです。

    1 気持ちが落ちたら川へ行く。
    河川の流れに自分の心の一部分を投影。すると穏やかになる。効果大。
    美空ひばりの「川の流れのように」的な味わい。

    2 コーヒーを飲む。カフェに入る。
    気分が上がる。豆も鮮度が大切。他人の眼もあって多少の緊張が生まれる。そのため集中できる。

    3 美味しいご飯を食べる。
    旬の物。やはり鮮度が大切。ときにプロの技を堪能する。

    4 ターミナルへ行く。
    港、空港は遠出するんじゃないかとわくわくする。オススメは羽田空港、竹芝客船ターミナル、横浜港。

    5 銭湯へ行く。
    そして水風呂へ入る。意識が冴え冴え。なんだか我に返る。
    お湯は気持ち良いが、水風呂はこれまでの人生を対象化して考えられる。お湯→水の繰り返しをやると楽しい。

    6 講演で質問する。
    いい質問が出来るように、講義を集中して聴ける。どきどきして気分も上がる。その気持ちは講演後も持続する。

    7 新しい道具の購入検討をする。
    滅多に買えないけどアップルストアへ行く。新しいペン、ノートを買う。中古カメラ屋さんに行く。店員さんと会話をする。

    8 映画館へ行く。
    冒頭の予告編だけでも気分が上がる。大画面と大音量で自分をビックリさせる。

    9 メールよりも電話。電話よりもデート。
    対面だと本気モードになる。メールだとリアルタイムではないのでだらけるし、面倒である。

    10 何でもいいので集中する。
    漫画でも、ゲームでも、勉強でも、お仕事でも没頭することが大事。
    我を忘れるほどじゃないと気分が上がらない。

    11 考え事は進みながら。
    これは「問題7 移動中の時間は何をすべきか」でも議論されましたが
    考えを進めるには、無意識の進行が有効であるということです。
    電車や散歩やトイレなどの歩みと同時に考える。
    -------------------------

    あ、11個になりましたが、いいでしょう。
    どんどん更新してO.Kです!

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  2. 太田の十ヶ条はこれです。

    1 限界に達するまで走る。
    走ると身体は当然疲れる。しかし走り終わった後は、何とも言えない達成感のような快感を得る。限界まで追い込めば追い込むほど、その快感は大きくなる。
    短時間で自分の限界に挑戦できるという点でも良い。

    2 美味しいものをお腹いっぱい食べる。
    美味しいものを食べたときは、それはもう大変幸せで楽しそうな顔になる。

    3 尊敬できる人、共感できる人と話す。
    うまくリズムに乗れていないときでも、尊敬できる人、共感できる人と話をするとモチベーションが上がってくる。だからリズムが良くないときは、意識的にその機会を作り出す。

    4 目標を設定する。
    目標を設定すると、それを達成したときに満足感を得られる。目標には、時間がかかるもの、一瞬で辿り着くもの、どでかいもの、ちっちゃいものといろいろあるが、これらをうまい具合に自分の生活の中に散りばめる。
    達成できなかったときは、次へのモチベーションにつなげる。
    常に目標が意識できていると、行き先を見失わず、突き進むことができる。

    5 本気モードを複数持つ。
    本気になっている時間は楽しい。本気モードを複数持てば、切り替え可能になる。本気モードはずっと続けられるものではないことが多いから、切り替えが必要。
    ウルトラマンは3分間しか戦えない。

    6 買い物をする
    新たな道具を選ぶとき、わくわくする。その道具を使うときも、どきどきする。リズムが悪いときは、あえて買い物をしてみる。

    7 惚れる
    何かに惚れ込んでいるとき、自然と幸せな気持ちになっている。人でも良い、物でも良い。とにかく好きになってみる。そして好きだという気持ちを表現するとなお良い。

    8 素直になる
    好きな物は好き。嫌いな物は嫌い。常にというわけにはいかないが、自分の感情を素直に表現する。

    9 自ら追い込む
    何かの満足感を得るには、そこに向かうプロセスも重要になってくる。より大きな満足感を得るには、自らを追い込む時間が必要。決して追い込まれずに、追い込む。

    10 イメージする
    うまくいくイメージを持つ。良いイメージが出来ていると、それだけスムーズに実現する。不安を感じながら進むのではなく、良いイメージを持ちながら歩を進める。時と場合によっては、良いイメージを持っていないふりをすることもある。でも実は良いイメージを持っている。

    11 懸ける
    どんな小さなことでも良いから、生活の中に「懸け」を潜ませてみる。このティッシュを投げてうまくゴミ箱に入ったら今日のプレゼンはうまくいく!とか。
    失敗したときは、挽回できるチャンスを自ら与える。成功するまで続ける。
    私は1日のうち100ぐらい潜ませている気がする(数えたことはない)。

    12 験を担ぐ
    小さなことでも良いから、自分の中で勝ち癖を持っておく。たくさん種類があれば良い。

    13 好奇心を抑えない
    興味を持ったら、その気持ちをできるだけ素直に受け止め、そこに向かって突き進む。そうすると夢中になれる。

    14 とりあえずやってみる
    自信がないこと、気が向かないことでも、とりあえずやってみると意外と何の問題もなかったり、案外楽しかったりすることが多い。マイナスのイメージがあるものに対しては、楽なスタンスで向き合ってみる。

    15 オンとオフを持つ
    切り替えがやっぱり大事。オン100%、オフ100%よりも、オン120%、オフ120%。
    --------------------------

    あれ、気づいたら15になっていた。
    道理で人生が楽しいはずだ!

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  3. いいね!
    読んで面白い。実感があるね。そしていつの時代にも通用する普遍だ。

    そしてこの議論の進め方として、相手の十ヶ条についてコメントを加えてもいいね。たとえば、太田くんの「2 美味しいものをお腹いっぱい食べる。美味しいものを食べたときは、それはもう大変幸せで楽しそうな顔になる。」

    これは就寝前には避けたい。なぜなら内臓は消化にかかり切りになるから。そのため疲れたり、眠りすぎたりとかがある。夜は腹八分目をオススメしたい。
    …といっても私自身10回に1回くらいしか八分目作戦は成功したことがない。消化器官のことを考えてもいいね。

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  4. 蓮沼さんの、「6 講演で質問する。」と「8 映画館へ行く。」は、共感する部分が結構あります。他にも似たようなものもありますね。
    何かを切り替えたいとき、ペースを取り戻そうとするとき、あまり意識しているつもりはないのですが、映画館に足を運んでいることが多いです。

    消化器官を意識した生活、取り入れてみようと思いました。

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  5.  目下完全ひきこもり翻訳生活を送っていて、10個まとめる余裕が(時間的にだけでなく精神的にも)ないので、思いついたときに書き込みます。

    1 お腹いっぱいにならない

     太田くん、蓮沼くんが話題にしているから挙げるわけじゃなく、最近一番(か二番目に)大事にしていることです。お腹がいっぱいになると体力は消化に奪われて、頭も体も鈍くなる。年齢もあるのかもね。3年くらい前まではそんなこと気にもしなかった。今はとにかく決してお腹いっぱいにならないことを大切にしています。食べている最中はお腹いっぱいになりたい。それは当然です。しかし7分目くらいでやめる。そうすると食べた後に気分のいい時間がずっと長く続きます。大げさに言えばこれは時間感覚、歴史感覚のある人間にしかできないことではないでしょうか。

     とりわけひきこもって翻訳など続けていると、翻訳するテクスト以外に相手にするものは自分の空腹とか消化器官とか皮膚の感覚しかないわけです。まともなものを少しだけ食べるようにしています。ちなみに今日の昼食は玄米、味噌汁、梅干(奥さんのお母さん自家製)、きんぴら(自分でつくった)、白菜の漬物(自分でつくった)です。要するにおじいちゃんです。

     ところでいつだったか、「宗教の戒律がうらやましいときがある」という話をここに書いたけど、今回の問題は「わたしの戒律」って感じだね。こういうの大好きです。いわゆる自己啓発本にもこういうのがたまにありますが、よく立ち読みしてます。

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  6. 2 「移動」をつくる

     頭の中で「さあ今からやろう!」とか「今日から変わろう!」と思って変われるひとっているのでしょうか。ぼくはだめです。ものごとの「抽象的な移動」というものを信じないので、物理的に動く/動かすことを大切にしています。

     たとえば日帰りでもいいからどこか遠くに行く。電車のなかでいろんなことが思い浮かぶ。蓮沼くんの11と一緒。最近は1泊で沼田市に行ってます。その前は1ヶ月ヨーロッパにいました。

     調子が悪いからこそあの人に会いに行くとか、極端なハナシ付き合っている人と別れるとか、親元を離れて一人暮らしするとか逆に実家に帰るとか、ひととの関係でもいろいろな「移動」をつくる可能性があるでしょう。

     生活のなかに具体的な「移動」をもたらすこと。生活を動かすこと。これが好きです。人間に生まれてよかったと思えることの一つ。何歳になっても、どこにいても、動くこと・動かすことはできると思います。しかも実は移動することが留まることになったりもするので、不思議なものです。

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  7. 12 タクシーに乗ったらしんみりする
    できればオレンジ色の光が多い夕刻がいい。
    後部座席で横たわるように座る。それでなんとなしに窓の外を眺める。こいつがね、ウォン・カーウァイの香港を舞台にした映画の一シーンっぽくなるんだ。とても情感たっぷりになれる。

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  8. 問題22は軽めです。しかし大げさに言えば「人生どう生きるか」でしょう。

    お酒をいかに楽しむか、ご飯の量はどれくらいが気持ちいいのか、移動から調子をとるとか。

    これらは、どう生きるかの細部に関する問題とも言えます。今回は細かい有益な問題になればいいなと思います。

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  9. 3 水を使う

     以前蓮沼くんに「眠いときは洗い物をするといい」と教えてもらって以来、生活のなかで水に触れる機会っていいアクセントになると思っています。お皿洗いだけでなく、お風呂、歯磨き、顔洗い、植物への水やり、猫の水をかえてあげること、洗濯、などなど。作業や読書の合間に水との接触をはさむとリズムが弾む感じがします。だから調子がイマイチなときはわざといくつも水を使う作業をします。そうすると、からだの中から何かが出て行ったり、逆に新しいものが入ってきたりする感覚があって、とてもよいです。

     ぼくは留学していたせいでできないんだけど、きっと献血も面白いんじゃないでしょうか。うちの奥さんはたまにしてます。

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  10.  100%余談ですが、「火の使い方」ももっと有意味になりうるのではないか、と思います。

     先日群馬の妻の実家にいたとき、地震で電気もガスもとまったらミルクだけで赤ちゃんを育てるひとはどうするんだろう、という話になりました。ぼくが「カセットコンロでしょうね」と言うと、妻のお父さんが「まあうちは庭でいくらでも火を焚けるけど」と言いました。そのときけっこうはっとして、東京に住んでいる自分はどうして好きなところで火を燃やせないんだろうと思ったわけです。ぼくの実家の方でも、燃やそうと思えばそのへんで火をおこせます。みんな庭のドラム缶で勝手にゴミを燃やしたりしています。

     火をもっているにも関わらず好きなところで使えない社会というのは、よく考えるとけっこう不思議です。自分一人ではおこすこともできないし。人間は火を手にしたのか手放したのかわからなくなります。そんな気持ちもあって、「火をおこすこと」って昔(かなり昔)はどんな感じだったんだろうと考えてます。きっとなかなか人生が楽しくなる瞬間だったのではないでしょうか。

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  11. たしかに火を起こすのは面白いしテンションが上がる。
    自然現象がそばにあることは生活を充実させるなぁ。

    サザエさんくらいの時代だったら東京でも庭先で火を起こして大丈夫だったけどね。

    マイ10ヶ条に取り込みたいけど、都心や集合住宅では無理なんだね。

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  12. 腹八分目、実践中です。
    調子がいいです。

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  13. 1 寝る 
    寝るのが好き。寝ようとして横になる、電車で本を読んでたら眠くなる、
    眠くなる瞬間がすごく好き、それで寝ていいと知っているとき。

    2 夢を見ていて、半分意識がある時に、自分を客観的に眺める

    3 好きな映画を観る
    好きというのが重要。10回、20回と観た映画をみて、新たな発見をしつつ、以前の興奮を思い出し、記憶を更新する。

    4 歩く
    なにかの考えに没頭して、それを続けるためにのみ、歩く。
    止まると集中が下がるし、場所を変えたり乗り物に乗っても途切れてしまうような興奮状態の時に。

    5 成瀬巳喜男の映画を観る。
    成瀬巳喜男の映画を見て、
    たとえば『稲妻』で、高峰秀子がぶどうを食べるところ。お仏壇のぶどうを手に取り、母と話しながら、ぶどうを洗い、縁側に移動し、ぶどうを食べ、すっぱいといって肩越しに庭に皮を捨てるまで。そのぶどうを食べるなかに、なんかすべてがあるって思う。家族から自らの意思で離れて満足し、母のこぼす問題を、なににも煩わされずに、ふっきれてめんどくさそうに話を聞く娘の確固たる姿があるのがとてもいい。
    映像のリズム、映画のリズムを堪能するために。

    6 お茶を入れて飲む。
    リラックス。人を誘って茶飲み話。何のこだわりはないけど茶葉を買うのも好き。たぶん匂いをかぐのが好き。

    7 旅をする
    ひとりで行くのが好き。外から来た者であると感じながら、ひたすら歩く。
    電車やバスに乗る。途中から2に似た状態になる。

    8 大勢でお酒を飲む
    わさわさしたところに身を預けて、酔う。

    9 外でのながら飲み食い(外食ではない)
    お菓子を食べながら歩いたり。飲み物を公園で飲んだり。外での小休止が多い。

    10 ふたりでゆっくり語り合う
    じっくり話せるから、思わぬ発見がたくさんある。

    11 あいさつをする
    店に入ったとき、あいさつをするようになった。コンビニとかでも。
    ひとがやさしくなるし、話もはずむ。

    12 まぶしいところで目をつぶる
    開いたときに一瞬くらっとなるのが好き。

    13 海に浮かぶ
    海に行ったら必ず、長時間浮いている。(わたしは浮輪なしでも全身浮くことができます)耳が中に入っているので、外の海水浴してる人たちの声がくぐもって遠くに聞こえるのがとてもいい。体を意識しないでいられる稀有な瞬間。夏限定の幸せ。
    プールより海!広いところがいい。

    14 映画館で映画を観る
    映画館は、いついっても特別な気持ちになる。最高の幸せ。

    15 疲れているとき、近所の好きな美味しい物を食べる
    阿佐ケ谷のピッキーヌでトムヤムと春巻きのセットを食べる。
    泥のように疲れたときに、うさぎやの店内であんみつを食べる。

    16 夜景を撮影する。
    動画で。黒をひきしめ、カメラのモニターの車の流れを観ているのが好き。

    17 水を撮影する。
    動画で。川や海などの光の反射をずっと見てる。

    18 目薬・目に暖かいタオルのせる
    固く絞ったタオルを500Wで30秒。

    書きながら、なんだかいろんなことを思い出してきました。
    自分が興奮したり楽しいときのことを書くのは、それだけで幸せな作用があるって思いました。

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  14. >12 まぶしいところで目をつぶる
    開いたときに一瞬くらっとなるのが好き。

    郷田さんのまるで子どもの遊びみたい。でもこういう仕草を描写すると映画の一シーンがつくれそうだ。この十ヶ条はその人ならではだね。

    ところで郷田さん…僕の12はどう思う? 映画人として意見を聞きたいな。

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  15.  ゴーダに提案。

     なんかぼくでも(あるいは誰でも)やれるようなことはもうちょっとないかな。ゴーダが好きなことはおもしろいけど、それをもうちょっと応用可能、共有可能な「生活の知恵」に加工したうえで教えてほしいと思ったよ。

     わざわざ言うまでもなく蓮沼くんは地震以降を意識した問題設定をしている。ピンチの時にどうやって日常を充実させるか。いかによいリズムをつくるか。この一ヶ月の結果として出してきた問題だと思う。と同時にこれまでの問題(「勝利の方程式」とか「リズムのつくり方」)の発展でもある。軽さと重さの両立するよい問題だ。

     ゴーダが宗教をつくるとしたらどんな戒律を信者に課すかって感じで考えてもいいと思うんだな。蓮沼先生のいつもの言葉で言うなら、「他者性」のあるヒントがほしいと思いました。

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  16. >軽さと重さの両立するよい問題だ。

    そうそう。両立できたらよいよね。

    >宗教をつくるとしたら

    これは新しい設問になるかもね。突飛かな。他に思いつく出題としては「国家」「言語」「法律」「交通」「通信」「国際法」「エネルギー」など。ゼロベースの発想で考える。

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  17. 林くんの「3 水を使う」は不思議なほど有効だよね。
    水風呂もはっとするんだ。
    宗教でも「祓い」「聖水」「滝行」とあるし、神事と水が組み合わさった漢字も多い。覚えているのは「器」「沼」とか。そういえば明治に日本で初めて精神病院が設立された京都岩倉では1000年も前から「水治療」というのが行われていたそうな。

    皮膚への刺激と言えばそうなんだけど、とても不思議である。すごく有効だというのは分かるんだけどね。

    献血は…力がほどよく抜けるとか?かな。

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  18. 蓮沼くんの12は、すごくよくわかる。
    車内がくらいから外の光がほどよく自分に流れて、映画の中のような気持ちになるね。

    車窓の風景をみるのが好きなのは、風景と光と闇が自分に反射して、まるで「映画の中のよう」に、自分の意識が半分客観的にそこに浮遊するからかもしれない。

    そう考えると、自分が上げた十か条、夢うつつ状態や水面を撮影するのや海に浮かぶことなども、おなじ幸せ作用といえそう。そうすることで気分が高揚していろんな感覚が開けていくのがいい状態をつくりだすのだと思う。

    感覚(わたしはとりわけ目)の刺激、光と影の取り込み、意識の距離、やなんかで、自分なりに気持ちのいいものを取り入れること。他人に応用できるとしたら、そういう作用があることをしてみることでしょうか・・。

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  19.  さて。遅くなったけど続きを書こう。

    1 お腹いっぱいにならない

    2 「移動」をつくる

    3 水を使う

    4 掃除をする
    掃除は「移動」。やっているうちにぼーっとしてきて、移動中みたいに勝手に考えが浮かぶ。しかも終わってきれいになると「よし何かが変わった」という気分に手軽になれる。

    5 料理をする
    意識を飛ばすのに最適。レシピを見る/見ないに関わらず、とてもいいリフレッシュ。

    6 暗い水辺を走る
    暗いところに入って出てくると、少し生まれ変わった気分になれる。車が通らず、ひとけがなく、静かな川辺などがよい。ただこれは東京に住んでいるからかも。

    7 朝から家を出る
    調子が出ないときはだいたいからだの動かし方が足りてない。家にいてもダメだからとにかく朝から外に出る。

    8 記憶の中に潜る
    ぼーっと昔のことを考える。「この10年」とか。自分のことってなかなかわからないので、意識的に点検・更新する。知らなかったものが見つかること多し。

    9 書く
    なにか「出す」ことには共通の作用があると思う。書くと、自分の中身が出ていく。中身が出ていくと、また別のものを入れられる。代謝。消化。循環。「出して、入れる」サイクルを上手につくらないといけない。このブログもそう。書くことに関しては、リリースが大切だと思う。内容や長さは二の次。とにかく出すこと。ぽんぽんと。

    10 好きな本を読み返す
    読むたびに新しい発見ができる本たちを読み返す。自分の状況に対するヒントが見つかる。「教典」的な使い方。物語なら村上春樹、ドストエフスキー、クライスト。他にもフーコー、ベンヤミン、ミュラーなど。

    11 道具について考える
    ぼくも好きです。

    12 買物の最後に減らす
    つい買いすぎて後悔することありませんか。スーパーとか、家電量販店とか。そこで、まずは好きなだけカゴにものを入れる。しかしレジに行く直前にカゴの中身を見直して、必ず一個以上減らすことをルールにすると、けっこうさわやかな気分になれます。「食べ過ぎない」と原理は一緒。

     「人生を楽しくする」という感じがあまりないかな。どうすれば「わたし」を減らしたり、「わたし」が肥大化するのを抑えられるかというような側面が強いのかも。若いね。でもそういうの楽しいと思う。

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  20. 13 外国語にふれる
    なんか急に視野が開けることがあります。外国のニュースをみたり、新聞を読むとよい。気分が変わる。

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  21. 13 my10ヶ条
    次は「バックアップ10ヶ条」とかどうだろう。生活面、データ面、精神面など様々な有事に備える。

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  22. >次は「バックアップ10ヶ条」とかどうだろう。生活面、データ面、精神面など様々な有事に備える。

    いいね。なにか具体的なものを提案したり議論しようとしていることも最近の傾向だね。

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