2010年3月16日火曜日

100325 現代のコミュニティ

.review × TSUTATA TOKYO ROPPONGI連続トークイベント
「コミュニティの過去・未来・現在」第0回 

3/25(木)20時〜 料金: Free
「現代のコミュニティとはなにか」
西田亮介 × 宮台真司

2010 年代の重要なキーワードに「コミュニティ」がある。
それは、イノベーションや創造の源泉でもあり、
従来承認や帰属意識、信頼関係を調達する場でもあった。
そのような機能を有するさまざまな中小規模の集団についての
観察と分析は、人文・社会科学を中心に古くから行われてきた。
だが、インターネット技術と
それに下支えされたコミュニケーションの普及と変容は、
それらの集合体であるコミュニティにも
少なからず影響を与えている。
このような社会的環境の変化を前提とする現代のコミュニティは、
従来型のコミュニティとどこが異なり、
なにが共通しているのだろうか。
また、現代のコミュニティを分析するためのフレームワークは、
従来のものと同じでよいのだろうか。
このような問題圏を、サブカルチャーや若者論にも詳しい
社会学者宮台真司氏をお招きして徹底的に論じていく。
そして、この対話を、4月からの
.review × TOKYO TSUTAYA ROPPONGI 連続トークイベント
「コミュニティの過去・未来・現在」のイントロダクションとする。

西田亮介
1983年京都生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科助教。
同博士課程在籍中。専門は地方自治体、企業、
非営利組織等の連携による地域活性化の分析と実践。
『現代用語の基礎知識2010』『中央公論』
『思想地図vol.2』などに論文を寄稿。
専門の地域活性化や非営利組織論からメディア論、
教育論も扱う論客として各メディアで活躍する一方で、
新しい書き手の発掘とメディアのハブをつくるproject
「.review」でも注目を集めている。
Tip.Blog: http://web.sfc.keio.ac.jp/~ryosuke/tippingpoint/
project「.review」: http://dotreview.jp/

宮台真司
社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。
1959年3月3日仙台市生まれ。京都市で育つ。
東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。
権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、
教育論、外交論、文化論などの分野で単著20冊、
共著を含めると100冊の著書がある。
最近の著作には『14歳からの社会学』
『〈世界〉はそもそもデタラメである』などがある。
キーワードは、全体性、ソーシャルデザイン、
アーキテクチャ、根源的未規定性、など。
MIYADAI .com Blog : http://www.miyadai.com/

.review × TSUTAYA TOKYO ROPPONGI 連続トークイベント
「コミュニティの過去・現在・未来」
いま、「コミュニティ」は、さまざまな文脈で
外すことのできないキーワードになっている。
ビジネスや学問においては、
イノベーションや知的進歩の源として、あるいは、
アートや建築、創造の現場では、その源泉として注目されている。
もっと身近なところでは、コミュニティは承認調達や安心、
信頼構築の基礎単位ともいわれている。とはいうものの、
そもそも現代のコミュニティの諸様相はどうなっているのか、
そして、それらの共通と差異、
もしくは、形成原理や歴史的背景の全体像を見渡すことは
ますます困難になりつつある。
そのような混迷するコミュニティに対して、
多角的な角度からアプローチするために、
原則毎月第 4木曜日の20時から研究者から実務者、
クリエイターまで多様な方々をお招きして議論する。

project .review: http://dotreview.jp/
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI: http://ameblo.jp/tsutaya-2000/

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